日々のアカセDIARY

2018.06.07

くらしと測量・地図展2018

こんにちは、アカセの斉藤です。


6月6日に、「くらしと測量・地図」展2018の見学に行ってきました。

(主催:「測量の日」東京地区実行委員会)

(開催場所:新宿駅西口広場イベントコーナー)



今回は2回目の見学!

前回からもう1年が経っているのですね…。(しみじみ)

(前回の様子はこちら。)


今回も国土地理院様などの各団体から、地図、測量に関する情報、成果物の展示がたくさんなされていました。


また、おなじみのトークショー「地図カフェ」にも参加してきました。


今回のテーマは『地形図でたどる線路の曲がり方』。

(出演:今尾 恵介 氏)

 ●線路はダテに曲がっているのではない!

 ●屈曲に至る「大人の事情」を解明しつつ、曲線美を鑑賞します。


聴き終えた感想としては、「濃い! 非常に濃い!!」

いわゆる「鉄道マニア」「鉄オタ」に通ずるディープ、かつ素晴らしい内容のトークでした。


・鉄道の線路はまっすぐが理想。なのに曲がらなければならないのには理由がある。

・平面の路線図だけ見ていては分からないが、高低差、標高値、地質状況(山岳、河川、湿原)、さらには当時の政治的、行政的事情をも併せて考えていくとその理由が見えてくる。

 (1).直線進行では勾配(高低差)がきつくなってしまうため。

  (迂回して徐々に上る/下る。ループ、スイッチバック、つづら折り路線等。)

 (2).当時の技術ではトンネル掘削距離が足りなかったため。

 (3).線路敷設時に、弱い、不安定な地盤(湿原等)を避けるため。

 (4).その路線の経路駅が変更になったため。

 (5).費用を安く済ませるため。

 等々。


私も子供の頃は鉄道大好きっ子だったため、大変満足な講演でした。

余談ですが、本講演中に、ふとNHKの土曜日のTV番組『ブラタモリ』を思い出していました。

(『ブラタモリ』非常に面白いので、おススメです!)


本展示会は今日(6/7)、明日(6/8)も実施中ですので、興味をもたれた方は是非参加をどうぞ!

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